1)争族問題の解決
事業承継でまず最初に問題となるのは、後継者の選定と相続財産の分配方法です。
これを一歩間違うと『相続』が『争族』になりかねません。
一般的に相続税を安くするために相続財産を分散したほうがいいと思われがちですが、会社の支配権とイコールである自社株については、後継者となる人間に集中して承継させる必要があります。
自社株が平等相続されると、会社の支配権が揺らいだり、同族間での株式の取引に多額の費用がかかるなどの問題が発生するからです。
こうした争族問題を防ぐためには、自社株を後継者に集中させるしかありません。
一見、相続税が高くなるように思われますが、実際にはいろいろと節税対策により、軽減させることが可能です。