1)遺族の生活費
遺族の生活費として必要な項目は大きくわけて次の3つです。
a)末子が大学を卒業するまでの生活費
b)末子が大学を卒業した後の奥さんの生活費
c)子供2人の教育費
まずa)の生活費は現在の生活費の70%とする考え方が主流です。
次に子供さんが独立した後の奥さんの生活費b)です。
子供さん独立時の奥さん(50歳)の平均余命を考慮して以下のように試算できます。
最後は子供さん2人の教育費です。大学までいくのか?公立か私立か?でも違ってきますが、文部科学省の「子どもの学習費調査」「学生生活調査費」などによる、以下の算式を使うことにします。
| 幼稚園(公立) | 24万円 |
| 小学校(公立) | 29万円 |
| 中学校(公立) | 45万円 |
| 高校(公立) | 51万円 |
| 私立文系(自宅通学) | 初年度147万円 |
| 私立文系(自宅通学) | 2~4年度119万円 |
第一子 29万x6年+45万x3年+51万x3年+147万+119万x3年=966万円
第二子 24万x3年+第一子の金額=1,038万円
合計 2,004万円・・・c)
従って、遺族の生活費としては
a)+b)+c)=9,804万円
となるわけです。
実際はこれに将来の物価上昇分を考慮する必要がありますから、毎年の上昇率を1%とすると約1億2000万ほど必要になります。
1億2000万!!そ・・・そんなに必要なんですか?!
そんな高額補償の生命保険にはいったら生活できなくなっちゃいます!
そうですよね~、将来の補償のために今の生活ができないようでは本末転倒になります。
でも大丈夫です。この金額すべてを準備する必要はありません。
これから将来支給される遺族年金や奥様の老齢年金などを引いていくことができます。
では実際の必要補償額はいくらになるでのでしょうか?